Friday, September 10, 2010

love long interview

LONG INTERVIEW


友達以上恋人未満。その関係を踏み越えて告白をしたら…その衝撃の答えは=『片思い』!?
 Loveの最新シングル『片思い』は、Jungle Smileのカヴァー曲。2曲目に収録した『君の横顔~Eternal First Love~』は、映画「恋するナポリタン~世界で一番おいしい愛され方~」の応援ソング。3曲目の『君のために僕ができること』は、Loveのメンバー自ら作詞を担当した楽曲。『大切なキモチ~恋愛ver.~』は、EXILEのATSUSHIが作詞を担当。じつはこの4曲に共通しているのが、「想い」というテーマ。その題材を持ってきた理由を、STEPHANIEとMISAKIに伺いました。
TEXT:長澤智典
ホントに少しずつですけど成長もしていけたし。愛情に関しても、すごく学んだ1年でした。
8月26日を持って、Loveはデビュー1周年を迎えました。
MISAKI:
「時間の流れが、今までの中で一番早く感じた1年でした。」
STEPHANIE:
「その1年の中で過ごした時間がすごく濃いというか、お互い充実した時間を過ごせてたし。ホントに少しずつですけど成長もしていけた。愛情に関しても、いろいろ学んだ1年でしたね。」
愛情について学んだ…ですか。
STEPHANIE:
「はい。ファンの方々も徐々に増えていき、「Loveの音楽を聴いて踏み出す一歩に繋がった」などの声をいただくたびに、自分たちの届けたかった愛がしっかり届いてることを感じることが出来たし、ファンの方々の愛に支えられていることも実感しました。もちろん、スタッフさんや家族、友達にも支えられていることも実感して。2人の関係だって、本当に強い絆で結ばれてる。それくらい、いろんな人たちと「愛で繋がっている実感」を強く感じ続けてきた1年でした。」
2人の関係にも、本当に濃い絆が生まれてますもんね。
MISAKI:
「ずっと一緒にいるから、いろんなことを話してるよね。とくにライブツアーをやったときは、お互いに励ましあいながらの毎日でした。おかげで、自分たちでも「さらに2人の絆が深くなった」と実感しています。
日常の中にある小っちゃい愛はもちろん、いろんな愛を感じ続けた1年だったので、愛に対しての気持ちは、ますます強くなりました。」
誰かを想ったり、愛する気持ちって、人には絶対欠かせないし、大切なことだから。
最新シングル『片思い』。この楽曲は、Jungle Smileさんのカヴァー曲。まずは、何故カヴァーすることになったのか?!その経緯から教えてください。
STEPHANIE:
「スタッフさんたちが、「Loveに合う楽曲」を探していて、「『片思い』を歌ったら合うんじゃない!?」ということで提案してくださいました。
正直、2人ともオリジナルを聴いたことがなかったのですが、原曲を聴かせていただいたとき、「すごくいい曲」と感じたし、何よりも歌詞に真っ直ぐな気持ちがすごくスレトートに書かれていたので、2人ともすぐ「ぜひ歌わせてください」と言いました!」
歌詞は、ものすごく切ないですよね。
STEPHANIE:
「歌入れの最中も、感情が昂りすぎて涙が出そうになった。それくらい、すごく切ない歌詞ですよね。」
MISAKI:
「歌っていて、本当にグッと響く言葉がたくさん出てくるんです。」
片想いをテーマにした楽曲の場合、"言いたくても言えない気持ち"を歌詞に綴ることが多いけど。この歌は、告白してますからね。
STEPHANIE:
「もやもやとした気持ちを抱え続けるよりも、自分の想いを吐き出したほうが、どれだけ楽かっていうのはわかるんですけど、この楽曲を歌って、改めて感じたのが、「切ない」「悲しい」という想いを綴った歌というだけじゃなくて、片想いって苦しいけど、そこには"相手を想う"強さ」があるんだということと、「自分の気持ちをぶつけるだけじゃなく、相手の気持ちも理解してあげるのも、愛」だということ。そして、「たとえ失恋という結果になろうと、ここまで相手のことを想えたことで、自分も強くなれるし、自分の中で、また一歩前に進める貴重な経験ができた」ということ。そんな、"一つの経験を自分の糧にした姿を綴った歌"なんです。
この『片思い』を通して、片想いすることはけっしてマイナスなことじゃなくて、自分の力になるということを、みなさんに伝えていけたらなと、思っています。」
片想いのときほど、強い愛情心を抱きます。
STEPHANIE:
「片想いだからこそわかることや、芽生える気持ちもありますからね。」
どんな恋愛だって、最初は片想いから始まるもの。
STEPHANIE:
「確かに恋が実るのも幸せなことだし、大切なんですけど。何処かで安心感を持ってしまいそうじゃないですか。でも、好きな人を追いかけてるときって、その人のことに対してすごく必死になれるし、「好き」という気持ちが昂ることで、心も充実していく。きっと片想いって、自分を高めてくれる力なのかなって思います。」
MISAKI:
「"どうしたら、この人は自分のことを好きになってくれるんだろう!?"など、いろいろ考えたりと、心の中で葛藤をしていくのって、女の子はみんな好きなんじゃないかな。」
片想いの時期って、いろいろ考え過ぎては勝手に舞い上がったり、ズド~ンと落ち込んだり。それくらい片想いには、恋する原動力を感じます。
STEPHANIE:
「それってありますよね。そこで、人って成長できるんだろうなとも感じてます。」
MISAKI:
「恋した女の子は、「その人のために綺麗になろう、可愛くなろう」としてくじゃないですか。それによって外見だけじゃなくて、心の中身も成長できたり、変わっていく。その力を与えてくれるのが、片想いじゃないのかなと思います。」
STEPHANIE:
「誰かを想ったり、愛する気持ちって、人間には絶対欠かせないし、大切なことだからね。」
誰かを意識することが自分磨きになる。その気持ち、すごくわかります。
STEPHANIE:
「恋って、女の人が綺麗になっていく、一つの大きなきっかけだからね。」
MISAKI:
「片想いをしている人に、ひと言何か言われただけで、その言葉にすごく胸がキュンと高鳴ったり、すごく嬉しかったり。そのひと言が、いろんな心の原動力になっていくんですよ。。」
相手が、その人のことを意識してるしてない関係なく!?
MISAKI:
「そうです。好きな人に言われたひと言が、純粋にすごく嬉しいんです。」
STEPHANIE:
「着歴あっただけで舞い上がったり。ハートマークのメールが来ただけで、保護しちゃったり。」
MISAKI:
「男の人のメールのハートマークは、好きな人にしか使わないと思います。」
STEPHANIE:
「女の子の場合、男女問わずハートマークを使う子っているけど、男の人って、絵文字自体そんな使わないじゃないですか。そこで男の人からハートマークのメールが届いたときには、女の人なら「うっしゃ!!」と思っちゃいますからね(笑)」
人って、時間を置くことで立ち直れたりするんですよね。
『片思い』では、告白した女性は振られてしまい、最後には、相手の前から消えようとします。
MISAKI:
「♪今は君の前から消えてみるよ♪という歌詞を読んだときは、お互いその表現に衝撃を受けました。だって、「消えてみるよ」ですよ。「それを歌詞にしてしまうんだ」ということにも驚きました。でも『片思い』の歌詞には、片想いから始まり、告白し、振られてしまったときに誰もが思う気持ちが詰まっているので、「すごくわかる」と思えました。わたしも、歌詞に書いてあるように、振られたら相手の前から逃げたくなったり、消えてしまいたくなる。だからこそ、新しい一歩を踏み出すため、あえて消えてしまうという気持ちを歌詞にしたことが、ホントすごいなと思います。」
それまで友達だと思っていた人に告白されると、その関係が微妙になることってありますよね。
MISAKI:
「学生の頃とか、そういうのありますよね。想いを伝えたことによって、そこから気まずくなってしゃべれなくなったり、距離を置いてしまったり。」
でも、告白しないと気が済まない人もいますよね。
MISAKI:
「告白したことで、結果的に後悔することもあるし、そこは複雑だと思います。『片思い』では、ずっと友達でいた人に告白していますけど、友達以上恋人未満な関係の場合、告白したことで、一緒に居づらくなることだってあると思うんです。この歌の最後では、「この関係が修復されるまで多少時間はかかるけど、わたしも少しずつ変わっていくから、君も今まで通り笑っていて」と歌っていて、「切ないけど、前へ進もうとする一生懸命でひたむきな想い」が、ポジティブでいいなとも感じました。」
一度壊れた関係も、意外と時間が修復してくれることってあるもんなぁ。
STEPHANIE:
「時間ってすごいですよね。「もうこの人以外は何も見えない。この人のことがずっと好き」と思っていながら、何かしらの理由で別れてしまい、どん底に落ち、「もう二度と恋なんかできない」と思っていても、しばらく時間を置くことで、また恋が芽生えたり。人って、時間を置くことで立ち直れるんですよね。」
その時間は、壊れた関係の2人さえも、またフラットな気持ちに戻し、たとえ付き合うことはなくとも、笑顔で再会できたりしますからね。
MISAKI:
「人って、「そうやって成長していくんだな」というのは、すごく思います。」
告白して関係を崩したら、「言わなきゃ良かった」となるので。
2曲目には、映画「恋するナポリタン~世界で一番おいしい愛され方」の応援ソング『君の横顔~Eternal First Love~』を収録しました。
STEPHANIE:
「この歌こそ、「友達以上恋人未満な人の歌」ですね。」
MISAKI:
「すごく近くにいるからこそ、相手との距離を遠く感じてしまう。本当はもっと近づきたいんだけど、近づきすぎたら、この関係は崩れてしまうんじゃないか。その怖さから、なかなか相手の心に近づけないという歌詞なので、いろいろ考えさせられるというか・・・歌ってて、本当に切なくなるんです。」
STEPHANIE:
「友達以上恋人未満って、一番苦戦する恋愛パターンかなと思います。」
MISAKI:
「大切だからこそ失いたくないし、近くにいるのに、好きという想いは伝えられない。すごく際どいところですよね。」
この関係を踏み越え、告白して『片思い』になってしまったら、それこそ切ないですからね。
STEPHANIE:
「告白して関係を崩したら、「言わなきゃ良かった」となるので。」
こういう、好きなのに告白出来ない人って、意外と多いんじゃないですか!?
STEPHANIE:
「わたし自身は、友達に恋心を抱いた経験ってないんですけど、まわりに、そういう経験をしている子がいるんです。彼女を見ていると、「気持ちを告白できないまま、それでも好きな人の側にいるって、すごく苦しいことじゃないかな!?」と思ってしまう。
お互い仲が良いからこそ、誰よりも側にいるんだけど、相手から「俺、好きな子ができて」と相談を受け、結果的に彼は、好きな子と付き合ってしまう。でも、彼女との愚痴などや相談事は、その友達の子にしゃべってく。もちろん彼は、彼女のことを友達としか見ていない。だけど彼女は、「誰よりもあなたのことを知ってるし、いつも近くにいるのに、それでも付き合えない」。その姿を身近に見ていたので、『君の横顔~Eternal First Love~』の歌詞には、すごく共感を覚えました。」
MISAKI:
「この人の側にいたいからこそ、ここで我慢しなきゃと普通に接していく。じつは、そういう人ほど、心が繊細なんです。」
この歌には、日頃からわたしたちが思っているファンの人たちへの感謝の気持ちや愛情を詰め込みました。
3曲目に登場する『君のために僕ができること』は、2人が作詞を担当!!
STEPHANIE:
「Loveは、デビューから1年を迎えることが出来ました。これも、たくさんのファンの人たちに支えられているからこそ。その気持ちを強く実感したのが、初めてのライブ・ツアーをやったときでした。
わたしたちは、「LOVEをみんなに届ける」という気持ちで、一生懸命歌い続けています。でも、まだまだ2人とも未熟な部分も多くて・・・Loveを支えてくださる人たちに逆に"LOVEをもらってた"ことのほうが大きいなと、感じています。でも、Loveの音楽を聴いて、それで変われた人たちもいるみたいで・・・。
『君のために僕ができること』の"君"というのは、"ファンの人たち"のこと。"僕"というのは、"わたしたち2人"のこと。この歌には、日頃から思っている、ファンの人たちへの感謝の気持ちや愛情を詰め込みました。」
MISAKI:
「お互い、ブログやライブのMCで、「ありがとう」という気持ちを伝えてるんですけど、それだけでは、なかなか伝えきれない想いもあるんです。「その気持ちを一番リアルに伝えられるのは歌詞にすること」だと思って、「私たちは今、こういう気持ちでみなさんに歌っています」という想いを、歌詞の中へ詰め込みました。」
STEPHANIE:
「まわりのいろんな人たちの愛によって支えられているし、その想いに感謝しています。そういう感謝の気持ちって、普段はなかなか素直に言葉に出来ないじゃないですか。だからこそ2人で、「支えてくれる人たちに、今自分たちが素直に感じている感謝の気持ちを贈ろう」「それを感じてもらえることで、まわりの人たちも幸せや笑顔に繋がっていく」と信じ、この歌詞を書きました。」
MISAKI:
「自分たちが書いた歌詞の場合、より感情を込めて伝えていけるので、ぜひライブで、深い感情を込めた歌として、みんなの元へ届けたいなと思っています。」
夢を信じて頑張ってきたからこそ、今のLoveがある。
4曲目には、1stアルバム『大切なキモチ』の表題曲を、『大切なキモチ~恋愛ver.~』として収録しました。
STEPHANIE:
「この歌は、EXILEのATSUSHIさんが作詞をしてくださった楽曲です。ライブで歌ってても、みんな「いい曲」「歌詞がいい」とすごく共感してくれます。その歌を、より言葉やメロディが引き立つ形にアレンジしました。今まで以上に歌詞が胸へ入ってきやすくなったかなと思います。」
MISAKI:
「こうやって4曲並べて思ったのが、「想いを伝えるうえでは時間がかかるけど、でも、その想いを伝えることで前に進めるんだよと、どの歌でも伝えてるんだな」ということでした。『大切なキモチ~恋愛ver.~』だって、「時間はかかるけど、何時か絶対にその想いを君に伝えるよ」という、切ないんだけど、すごくポジティブで前向きな想いの歌になっていて。どの歌も、切ないだけではなく、しっかり背中を押してゆくポジティブさを持っている。そんな一生懸命恋に頑張っている女の子の気持ちを、今回の作品から感じ取ってもらえたら嬉しいですね。」
STEPHANIE:
「よくメールやお手紙でも、「Loveの音楽を聴いて、ずっと好きだった人に想いを告白しました。結果、失恋したけど、でも、自分から言えたことで、自分の勇気や力になったし、一歩心が前に進めた気がします」という言葉をいただいたり。「歌手になる夢をあきらめかけていたんだけど、Loveの音楽に勇気をもらい、夢をあきらめることなく一生懸命頑張り続ける気持ちになりました」など。Loveの音楽を通して、「次の一歩へ進めた」という感想をいただくことがホント多いんですね。
私たち自身も、一番Loveとしてやりたいことが、「音楽を通して、聴いてくれる人の心の力になれること」なので、その想いが届いてるのを確認できると嬉しくなります。」
MISAKI:
「わたしたちも、挫折を経験して、それでも夢をあきらめずに進んできたという経験をしてきました。だからこそ伝えられることだって、絶対にあると思ってます。」
やはり、夢を信じ頑張り続ければ、絶対に叶うものですか??
STEPHANIE:
「一生懸命に頑張ったことは、絶対にその人自身の心を成長させてくれることに繋がるんです。私たち2人とも、小さい頃から芸能界にいて、いろんなつらい体験や挫折を経験しながらも頑張ってきました。だからこそ、今があるし。まだまだ、これからも頑張り続けなきゃいけない。もちろん私たちも、みんなと同じように、いろんなことに躓いたり、傷ついたりもし続けている。ホント、「みんなと想いは一緒なんだよ」ということも、しっかり伝えていきたいなと思っています。」
MISAKI:
「夢を信じて頑張ってきたからこそ、今のLoveがある。それは、間違いないですから。」
「失恋したから悲しい」じゃなくて、
「そこから次の一歩を踏み出せば、新しい、いろんなことが待っている」んだから。
最後に、それぞれ「どんな1枚になったのか!?」聞かせてください。
STEPHANIE:
「誰かのことを想うときに、すごく幸せな気持ちになることもあれば、傷ついてしまう結果に陥ることだってある。だけど、どんな経験だって、かならず自分にとってプラスになるということを、みんなに伝えたいです。」
MISAKI:
「今、恋をしている人、失恋した人、この曲を聴いて、「失恋したから悲しい」じゃなくて、そこから次の一歩を踏み出せば、新しいいろんなことが待っているんだという気持ちになってくれたら嬉しいなと思います。と同時に、2人の"支えてくれる人たちに対しての感謝の気持ち"も詰め込んでいるので、今現在の"Loveの想い"を、ぜひ感じてください。」


New Single<2010.9.8>
『片思い』

【初回生産限定盤】CD+DVD
AICL-2157~AICL-2158
\1,500(tax in)
 購入はこちら 

<収録曲>
1. 片思い
2. 君の横顔~Eternal First Love~
3. 君のために僕ができること
4. 大切なキモチ~恋愛ver.~
5. 片思い -Instrumental-
6. 君の横顔~Eternal First Love~ -Instrumental-
7. 君のために僕ができること -Instrumental-
8. 大切なキモチ~恋愛ver.~ -Instrumental- 

<DVD収録内容>
片思い -Video Clip-
ただ一つの願いさえ -Live Tour 2010-
せつない サミシイ 悲しいときも -Live Tour 2010-
片思い -Live Tour 2010-
ずっと... -Live Tour 2010- 



【通常盤】CD
AICL-2159
\1,200(tax in)
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<収録曲>
1. 片思い
2. 君の横顔~Eternal First Love~
3. 君のために僕ができること
4. 大切なキモチ~恋愛ver.~ 


Love OFFICIAL HOMEPAGE
http://www.love-ldh.jp/ 


http://pakila.jp/pakilamusic/interview/100908_love_01.html

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